株式会社 フィルムアート社
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-20-6 第21荒井ビル
東京都現代美術館 監修/執筆者=坂本龍一、岡田温司、池上高志、若尾裕、眞壁宏幹、畠中実、長谷川祐子/A5判変形/上製/背継表紙/208頁/定価 3,000円+税/ISBN 978-4-8459-1207-0
11月3日発売!
音楽を見る。アートを聴く。
視覚と聴覚が出会い直すいま、「新たな共感覚」が生まれる――
20世紀初頭に始まり、1950年代以降の前衛芸術もそうであったように、お互いが憧れ続けた、感覚の二重奏ともいうべき「見ること」と「聴くこと」の総合感覚は、今日のデジタル技術の開発と洗練化により、次段階の位相を迎えつつあります。
東京都現代美術館での展覧会「アートと音楽 —新たな共感覚をもとめて」では、音楽、音に影響をうけて制作された視覚芸術作品(絵画、映像)やサウンド・インスタレーション、パフォーマンスなどの多様な表現を通して、視覚芸術と音楽が私たちの感性や想像力に与える本質的な意味を問い直します。
「私たちはもう一度、現代のアートの役割を、外界そして自然にさらす必要がある」──「アートと音楽 ─新たな共感覚をもとめて」展総合アドバイザー 坂本龍一
■東京アートミーティング[第3回]
「アートと音楽 ─新たな共感覚をもとめて」公式書籍
東京都現代美術館(2012年10月27日〜2013年2月3日)にて開催
マット・メイソン 著/玉川千絵子、八田真行、鈴木沓子、鳴戸麻子 訳/四六判/424頁/定価 2,600円+税/ISBN 978-4-8459-1288-9
7月23日発売!
既成概念を揺さぶれ!
アイデアを凝らした自由な精神で神出鬼没に跳梁する、イノベーションの主役=“海賊”たちの物語。
既存のメディア形式を操って、オープン&リミックスさせる海賊の戦略で、社会に変化をつくり出す!
ソフトウェア、音楽、ゲーム、広告、ファッション、映画、デザイン……多くの産業に影響を与え、常に新しい変化をもたらす海賊たち。著作権侵害や、海賊行為という「違法行為のグレーゾーン」を拡張して進化し続ける彼らは、戦うべき脅威なのか、それとも学ぶべきイノベーターなのか?
若者文化の新しい価値感と挑戦、DIYの智慧、自由な創造性に焦点をあてた、新時代のクリエイティヴ啓蒙書。
■「今日の“海賊(パイレート)”は、明日の“開拓者(パイオニア)”だ」
──クリス・アンダーソン推薦!
(「ワイアード」誌編集長、『ロングテール』『フリー』著者)
浜田淳 編/B6判/256頁/定価 1,600円+税/ISBN 978-4-8459-1291-9
4月26日発売!
「音楽を考える楽しみ」を発見する!
「音盤時代」は、音楽について考え/書かれた文章を、生産/発掘していく雑誌です。「音」について「ことば」で考えるという試みを実践し、「音楽」と「世界」との関わり方のさまざまな形を模索していく。そして、まだ見ぬ、「読む音楽」という“桃源郷”を目指します。
今号では「ユーモア考:音楽の構造と力」と題した特集を組みました。ユーモアというフィルターを通して音楽を見たときに浮びあがってくる、音楽が持つ本来の力に迫ります。そこには、水でもパンでもない音楽が、人々の生活から切り離せない理由が隠されているのではないでしょうか。
■執筆者:デヴィッド・トゥープ/畠中実/工藤冬里/宇波拓/鴨田潤/工藤キキ/岸野雄一/佐々木敦/湯浅学/佐藤良明/細川周平/小西康陽/水上徹/安田謙一/江森丈晃/石原洋/松村正人/小野田雄/若尾裕/松永良平/野村和孝
小田島久恵 著/四六判/264頁/定価 1,800円+税/ISBN 978-4-8459-1179-0
1月27日発売!
かくも素晴らしく、奇妙で、エグい。
“オペラ”の魅力は無限大! 愛と欲望の「色恋♡オペラ」入門!
オペラというとクラシックでとっつきにくい……なんて先入観は間違いです!
純愛、色事、愛憎、エロス、嫉妬、策略、殺人、裏切り……
女子目線からオペラの世界をひもといてみると……そこは、色恋の業火に焼かれた恋人たちの死屍累々のパノラマ。男と女、ふたつの生き物が抱く真理と核心が存分に描かれた、深淵なる哲学がそこには広がっているのでした。
オペラ初心者でも、きっとオペラが観たくなる!男女の業を軸に読み解く、これまでにないユニークな「色恋♡オペラ」入門書です。
■オペラを知らなくても面白く読める、新しいオペラの楽しみ方!オペラ作曲家10人、現代のキーパーソン7人、各種コラムなど、ユニークなコンテンツも充実!
中原昌也 著/A5判横/136頁/3,600円+税/両面刷りポスターカバー仕様/初版限定CD付き/ISBN 978-4-8459-1053-3
9月15日発売!
異能の表現者、中原昌也が放つ、かつてない「絵本」!初回限定CD付き!
文芸界から離れ2008年以降は音楽活動を中心に、精力的にCDリリース/ライブ活動をしてきた中原昌也が、なんと驚きの新展開で「絵本」の緊急出版!!
100枚の絵、物語、音楽が、いま、初めて、渾然一体となる……!
中原昌也の新展開が始まる!!!
■初版限定、録り下ろしイメージ楽曲を収録したCD付き!
■両面印刷のポスターカバー付き
(カバーを広げると特大ポスターになります)
■出版記念関連イベントも続々決定! 詳細はこちら
MASSAGE編集部 編/四六判変形/224頁/2,100円+税/ISBN 978-4-8459-1051-9
7月23日発売!
D.i.Y.ではじめるオーガナイズの知識
プライベートな野外パーティから、大規模野外フェスまでを網羅!
「オルタナティブな場をつくる」こととは何かを、様々なオーガナイザーへの取材を通して提示していきます。場を探し、交渉し、特別な空間をつくり出すためのオーガナイズ論と、ゴミや騒音対策、駐車場など必要不可欠な運営のノウハウが詰まっています。また、そのプロセスにあるさまざまな課題や現代的な意義も検証します。
遊びを超えた「何か」が生まれる瞬間を、みんなと共有できる「場」を自分でつくる……次の時代に繋がる、前向きで創造的な「オーガナイズ論」です。
主な取材先:
TAICOCLUB/廃校フェス/Slow Music Slow Live/夏の魔物/GREENROOM FESTIVAL/MAGICAL CAMP/朝霧JAM/FUJI ROCK FESTIVAL/Sence of Wonder/CAMPS/APPI JAZZY SPORT/農ミュージック農ライフ/eleven./teknival/WEEKEND/セカンド・シティ/CHAOS PARK
■特別付録:鼎談 野外レイヴの歴史(三田格×小野田雄×Chee)+野外フェス年表
■浅田泰さんによる、サウンドシステム、PA周りのノウハウも収録!
アラン・リクト 著/ジム・オルーク まえがき/荏開津広、西原尚 訳/木幡和枝 監訳/四六判変形/352頁/2,500円+税/ISBN 978-4-8459-0942-1
4月23日発売!
サウンドアートの歴史とその発展、新たな展望を示す、NYの気鋭の音楽家、アラン・リクトによる新しいサウンドアート研究の決定版、待望の日本語訳!
NYアンダーグラウンドの熱気の中で過ごした、音楽家でありミニマル・ミュージック研究家でありジャーナリストとしての顔を持つアラン・リクトが、アカデミックなカテゴリーから脱し、現場で得た「音」をめぐる「アート」のさまざまな事象を縦横無尽に書き尽くした、これまでにないサウンドアートの地図作成の試みです!
「本書を読んだあと、音に目を向けたあなたは、それが音なのかアートなのかを自問することになるだろう。そしてまたもやスタート地点に立つことになる。」 ジム・オルーク(まえがきより)
推薦コメントいただきました!(5月5日更新)
「サウンドアートと呼ばれることで、聴こえてくるもの、見えてくるものこそ、いまの時代の耳と目が求めるものだ。サウンドアートをめぐって、過去から浮かび上がる発見と、未来に触れるヒントが書かれた本。そして、僕が好きだったギタリストが書いた本。」
原 雅明
「見よ! 優雅な愚行の連続。これを豊かと言わずに、何と言おう?」
中原昌也
「サウンド!?アート!?サウンドアートとは!?日常と非日常のあらゆるところにひそむ音と音楽。楽しみ方と発見と想像力と感覚を研ぎすます閃きと知恵くらべ。その繰り返し。時代はめぐる。そしてその繰り返し。サウンド!?アート!?サウンドアートっていったい!?」
コンピューマ(a.k.a.松永耕一)
■約90点に及ぶ豊富な図版を収録!
■恩田晃による日本語版特別寄稿!
チャールズ・シャー・マリー 著/廣木 明子 訳/A5判変型/360頁/2,600円+税/
ISBN 978-4-8459-0943-8
1月25日発売!
ジミ・ヘンドリックス、その魂と音楽の再発見!
ブルースとソウル、あるいはジャズとロックといった音楽ジャンルを越境し、あらゆる既成概念を打ち壊した革命児ジミ・ヘンドリックス。彼の音楽を、社会、文化、世相、音楽史を縦横無尽に絡ませて、アメリカ及び戦後ポップカルチャー史という大きな背景をあぶり出した、ジミ・ヘンドリックス研究書であり、カルチュラル・スタディーズの元祖とも言える渾身の一冊!
-推薦コメント-
「ジミ・ヘンドリックスを、戦後アメリカの大衆文化の多様性を象徴するひとつの社会現象としてとらえた、とても濃密な本です。これぞ音楽批評だと思います。」
--ピーター・バラカン
■ピーター・バラカン氏による日本語版あとがき収録!
■イギリス音楽ジャーナリストの大家、C・S・マリーの初邦訳書!
■3月、ジミ・ヘンドリックス作品の再発及び未発表スタジオ録音作がソニーミュージックより発売決定! 詳しくはこちら
原 雅明 著/四六判変型/336ページ/1,900円+税/
ISBN 978-4-8459-0939-1
11月20日発売!
閉塞した状況の中、
それでも、音楽を聴き続けるために。
ジャズじゃないジャズ、解体したヒップホップ、逸脱したエレクトロニック・ミュージック。音楽の最深部をさまざまな側面から提示してきた著者の、時代と社会の変容を鋭く捉えた、初の単著となる音楽論集!
様々な媒体で発表してきたテキスト、及びライナーノーツ等の、新旧幅広い原稿に加え、本書のための書き下ろし論考「word and sound」
ECD 著/植本一子 写真/A5判変型/168ページ/1800円+税/
ISBN 978-4-8459-0937-7
10月15日発売!
ラッパーECDの、ハード核(コア)家族生活。
日本語ラップのオリジネイターとして深くリスペクトされるECD。本書は、アル中、閉鎖病棟入院といった"失点"な日々を乗り越え、新進カメラマン・植本一子との同棲、思いがけぬ妊娠そして出産と、結婚へ至る怒濤の人生の転換を綴った、生活密着型のリアルライフ文学です。ウェブ連載『We Are ECD+1』はその出産までで惜しまれつつ終了しましたが、本書では、その後日談としてECD+いちこ+娘との、ハード核(コア)家族のリアルすぎる"生活"や、二人の出会いやなれそめなど、盛りだくさんに加筆。慣れない日常に戸惑いながらも真摯に思考しながら行動を起こしてゆくそのさまが、核心を突いた言葉で、装飾を削ぎ落としたスタイルで書き綴られて行きます。それは文学の持つ最もシンプルなかたちであるとも言えるでしょう。日々を独特の視点で切り取る、新世代の注目の写真家・植本一子の写真も多数収録した、写真と文学のコラボレーション作品です。
■Public-image連載『We Are ECD+1』を完全収録
■それ以前の出来事や後日談を綴った書き下ろし原稿を大幅加筆!
ラッセル・シモンズ +クリス・モロー 著/菊池淳子 訳/四六版/320ページ/1700円+税/
ISBN 978-4-8459-0935-3
8月26日発売!
ランDMC、ビースティ・ボーイズ、LL・クール・Jなどをトップスターに押し上げた“ヒップホップのCEO”ことラッセル・シモンズが、やりたい仕事、なりたい自分、憧れの夢をあきらめないで進むための12の法則を伝授!
ヒップホップが何よりも好きな、ストリートによくいるゴロツキが、何としてもヒップホップに囲まれた生活をしたくて、音楽業界に飛び込みデフ・ジャム・レコードを創設し、持ち前の知恵とタフネスを武器に、一大ヒップホップ帝国を打ち立てた――。
そんなラッセル・シモンズが、カニエ・ウェストやジェイ・Z、パフ・ダディ、ボノ(U2)らリスペクトすべき仲間たちのエピソードを交えながら、これまでの人生やビジネスの実体験から得た“Tips”を分かりやすくそして力強く語りかける、人生を豊かにし仕事に成功する知恵とひらめきを呼ぶ12の法則!
むずかしく考えない。軽く考えない。
本当にベーシックな演奏の手引き。
いろんな方法論を知っていることは、絶対に必要なのです。音楽の才能とは、それらをどう組み合わせるかということです。あたらしくそれらの要素を作り上げることではないのです。――本書より
美術、音楽、建築、ダンス......
マニュアルを超える、
表現技術のハード・コア!
ジャンルを超えて、技術を理解し、使いこなすための「作る現場」の教科書です。さまざまな表現形式を横断して、技術の核心に迫ります。
◎使えるアプリケーション/アーカイブ・ガイド付き
ジャンルを超えた実践で感性革命を目指し世界を駆抜けた芸術運動「フルクサス」。全世界に衝撃を与えた、カルチュラル・アート革命の全貌を、今に残る関係者が証言!