中原佑介 編著/A5判/224頁/2400円+税/978-4-8459-0122-7
重版出来!
洞窟画をめぐり、その壮大な謎に挑む、さまざまな分野からの横断的探求!
ヒトが闇の空間に描いた理由は何か?
各視点からの解釈を伺い知ることで、新しい角度の見方や創造性を発見できるでしょう。ラスコーやアルタミラ等の洞窟画からチンパンジーの絵、ラクガキまで。ヒトが造形衝動にいたる根源に迫った労作です!
[対談者]
田淵安一(画家)、河合雅雄(サル学者)、橘秀樹(音響工学者)、中沢新一(宗教学者・思想家)、若林奮(彫刻家)、梅樟忠夫(民族学者・比較文明学者)、岩田誠(医学者)、片山一道(人類学者)、前田常作(画家)、李禹煥(造形作家)、木村重信(美術史家、美術評論家)
■PROFILE■
■編者プロフィール
中原佑介(なかはら・ゆうすけ)
美術評論家。1931年、神戸市生まれ。
50年代半ばより美術評論活動に入る。著書に『ナンセンスの美学』『現代彫刻』『見ることの神話』『大発明物語』『クリスト』『ブランクーシ』『一九三〇年代のメキシコ』など多数。1970年に企画した第10回東京ビエンナーレ「人間と物質」展は、今日なお話題になることが多い。
■CONTENTS■
第1章 絵画は動物を描くことから始まった
第2章 洞窟という空間に秘められた謎 対談①田淵安一
[対談を終えて]ウシの絵は単なるウシの絵ではない
第3章 チンパンジーの絵 対談②河合雅雄
[対談を終えて]洞窟画の呪縛から自由になって考える
第4章 残されていない「もの」を探る
第5章 人類誕生以来の空間と音とのつきあい 対談③橘秀樹
[対談を終えて]洞窟画だけでなく洞窟音もまたあった?
第6章 生命エネルギーを放出する絵 対談④中沢新一
[対談を終えて]クロマニヨンは絵を「垂直」に見ていた
第7章 ラクガキが人類最初の絵画
第8章 絵だけがすべてではない対談⑤若林奮
[対談を終えて]もの足りないもの
第9章 魑魅魍魎が見えていた時代 対談⑥梅樟忠夫
[対談を終えて]記憶の図像化とことばの文字化
第10章 脳は絵をどう描くか 対談⑦岩田誠
[対談を終えて]ヒトは「ホモ・ピクトル」か
第11章 ヒトはいつから絵を描いたか 対談⑧片山一道
[対談を終えて]絵は文字によって迫害されてきた
第12章 絵は見るためのものか 鼎談⑨前田常作・李禹煥
[対談を終えて]絵は見せるために描かれるのではない
第13章 生きるための最尖端の武器 対談⑩木村重信
[対談を終えて]旧石器時代にアトリエありき
第14章 ヒトは洞窟の奥に何を見たのか





