株式会社 フィルムアート社
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-20-6 第21荒井ビル
原田裕規=編著/執筆者=斎藤環、北澤憲昭、大野左紀子、千葉雅也、大山エンリコイサム、上田和彦、星野太、中ザワヒデキ、暮沢剛巳、土屋誠一、河原啓子、加島卓、櫻井拓、石岡良治/四六判/268頁/定価 2,200円+税/ISBN 978-4-8459-1314-5
6月26日発売!
癒しの「マリン・アーティスト」なのか?
はたまた究極の「アウトサイダー」なのか?
バブル期以後、イルカやクジラをモチーフにしたリアリスティックな絵で一世を風靡したクリスチャン・ラッセン。その人気とは裏腹に、美術界ではこれまで一度として有効な分析の機会を与えられずに黙殺されてきた。
本書では、ラッセンを日本美術の分断の一つの象徴と捉え、徹底した作品分析と、日本における受容のかたちを明らかにしていく。
ラッセンについて考えることは、日本人とアートとの関係性を見詰め直し、現代美術の課題をあぶり出すことに他ならない。美術批評をはじめ、社会学、都市論、精神分析など多彩なフィールドに立つ論者15名による、初のクリスチャン・ラッセン論。
シェリー・ヘンドリックス、ラッセル・ライシ=著/坂東智子=訳/四六判/280頁/定価 2,000円+税/ISBN 978-4-8459-1313-8
5月24日発売!
「教師の仕事に終わりがあると思うな」
人とともに学び、育てるための珠玉の言葉
世界各国の学校で教師を務めてきた著者による、鋭くも愛情に満ちた184のアドバイス。さまざまな問題が山積している現代の教育現場において、本書は、あらためて「教える」ことの本質を根本から見つめ直します。「生徒たちに考える時間を」「すべての問題に答えを出す必要はない」など、これからの世界に普遍な箴言の数々。新米教師からベテラン教師まで現場での指導に役立つことはもちろん、人を導く立場にいるあらゆる職業人の心に響く一冊です。
■多くの教育思想、教育メソッドを背景に考えられた信頼性の高い記述
■和合亮一(詩人・高校教師)による「日本語版刊行によせて」
■現場で実践的に役立つ知恵、推薦図書を巻末に収録
■好評既刊 『演出についての覚え書き』
監修=広島市現代美術館/執筆者=松岡剛、中谷礼仁、内海慶一、田中純、石川初、南後由和、みうらじゅん、中川理、福住廉/A5判/240頁/定価 2,200円+税/ISBN 978-4-8459-1209-4
1月28日発売!
観察の名手たちと、「つくり手知らず」による、路上のマスターピース。
今和次郎らが関東大震災を機に始めた「考現学」とは、東京の街と人々の風俗に注目し、生活の現状を調査考察するユニークな研究でした。その後、1986年に結成された路上観察学会をはじめ、「路上」の事物を「観察」することで市井の創造力に注目する活動が、現在にいたるまでさまざまな分野で展開されています。
広島市現代美術館で開催される「路上と観察をめぐる表現史―考現学以後」展では、観察者が路上で発見した創作物をあらためて紹介するとともに、観察/発見という行為が「表現」に昇華する様子を検証します。
本展の公式書籍である本書は、出品作家による作品図版・貴重資料はもとより、都市論、建築学、表象文化論、美術批評などさまざまなフィールドの論考やコラムを収録し、路上と観察をめぐる壮大なクロニクルを多角的に考察していきます。
■ 「路上と観察をめぐる表現史─考現学以後」展覧会 公式書籍
広島市現代美術館(2013年1月26日〜4月7日)にて開催
フランク・ローズ=著/島内哲朗=訳/四六判/440頁/定価 2,200円+税/ISBN 978-4-8459-1205-6
12月24日発売!
メディアの作り手は、今後いかに消費者を「のめりこませる」ことができるのか
映画、TV、広告、本、ゲーム、ネット、マーケティング……メディアによるストーリーテリングの方法は、デジタル技術の普及により、大きく変わった。
受け手は物語に参加し、自ら物語を語りはじめ、作品の中に役割を得ていっそう夢中になり、やがて、抜けられないほど深くのめりこむ。
そんな世界を創出するために、アメリカのエンタテインメント業界や広告業界は、どのような戦略をとってきたのか。また、これからどのような戦略が有効であるか。『アバター』『スター・ウォーズ』『ダークナイト』『シムピープル』『メタルギアソリッド』「Nike+」などからディズニー帝国まで、数々の作品を例に“物語”の力に迫る。
■ 山形浩生 推薦!
「いまやメディアが現実を詐称するほどの深みを持つフィクションを捏造しつつある。だがそれに没入する利用者たちは、製作者の手の上で踊らされるだけのカモなのか、それともその読みを通じて製作者の意図を喰い破り、現実すら歪めるのだろうか。」
■ 本文中に登場する一部の本邦未放映の映画、ドラマや動画などに関し、下記の特設サイトより閲覧いただけます。
http://www.filmart.co.jp/nomerikomaseru.php
西谷真理子=編/執筆者=五十嵐太郎+浅子佳英、千葉雅也、菊田琢也、平芳裕子、小澤京子、坂牛卓+入江徹+森永邦彦+松田達、井伊あかり、永江朗、成実弘至、井上雅人、長谷川祐子、藤原徹平、本間直樹+木ノ下智恵子、桑原茂一、柳本浩市、工藤雅人、西谷真理子/四六判/400頁/定価 2,600円+税/ISBN 978-4-8459-1299-5
12月17日発売!
ファッションがもつ無限の可能性を読み解くために。
1969年に誕生、1981年にパリ進出以来、世界のファッション、ひいてはクリエイション全般に大きなインパクトを与え続けるコム デ ギャルソン。その比類なきブランドを、問題提起的、思考実験的、体験的、さまざまなアプローチから照らし出す!
建築、哲学、アート、デザイン、都市論、メディア論、社会学……「ファッション」という分野にはとどまらず、さまざまなアプローチで語られ、論じられるべき重層性を持った、日本が世界に誇るブランド、コム デ ギャルソン。
従来のファッションジャーナリズムとは異なる視点で、ファッションについて自由に議論し書くことの重要性を実践した、かつてない「コム デ ギャルソン論」である本書は、コム デ ギャルソンという比類なきブランドからファッションの「向こう側」を読み解き、“ファッションを突き破るファッション”ともいうべき、あたらしいかたちを予感します。
佐々木玲仁 著/四六判/240頁/定価 1,800円+税/ISBN 978-4-8459-1298-8
9月13日発売!
面白いのにわからない、わからないのに面白い。超人気番組「水曜どうでしょう」の物語の構造。
たちまち重版!!
北海道ローカル番組から全国区へと瞬く間に拡大した、超人気番組「水曜どうでしょう」。
「言葉で説明できないけど面白い」「なぜかついつい見てしまう」
「見始めるととまらない」「しかも飽きない」……
そんな不思議な魅力とその構造のひみつを、番組ディレクターの
藤村忠寿氏と嬉野雅道氏への取材インタビューと臨床心理学から解き明かす、
まったく新しいかたちの、本邦初の『どうでしょう』研究書!
■内田樹氏、「水曜どうでしょう」ディレクター藤村&嬉野両氏推薦!
“「そうか、そうか」と頷いているうちに読み終え、
たちまちDVDをごそごそ取り出して、見始めてしまった。”(内田樹氏)
“「いやぁーなるほど!」と納得の内容ですな。”(藤村忠寿氏)
“「水曜どうでしょう」、変な番組ですね。”(嬉野雅道氏)
萩野亮、フィルムアート社編集部 編/四六判/240頁/定価 2,000円+税/ISBN 978-4-8459-1294-0
7月27日発売!
アクティビズム、システム、郊外、ケア、私(わたくし)……
ドキュメンタリー映画を通じて、現代社会の変容するリアリティを捉える
90年代以降、デジタルビデオの機動力は飛躍的に向上し、いわゆる「社会派映画」の中にも「個」の視点を基にするものが現れました。声高に反体制のメッセージを叫ぶのではなく、より軽快に、身の丈に合った空間感覚から社会の矛盾を提議すること。この本ではそうした映画の試みを、<ソーシャル・ドキュメンタリー>と名指します。
本書ではこの言葉を軸に、2000年代以降の日本のドキュメンタリー映画(映像)における力強い実践を浮かび上がらせます。作家へのインタビューと、豪華執筆陣による論考という双方の視点から、「新しい社会派」のあり方を徹底検討する一冊です。
■対談:鎌仲ひとみ×津田大介/想田和弘×和合亮一
■作家インタビュー:松江哲明/ヤン・ヨンヒ/大宮浩一/佐々木友輔
■論考執筆者:開沼博/藤井光/萩野亮/渡邊大輔/藤村龍至/佐藤信/立岩真也
マット・メイソン 著/玉川千絵子、八田真行、鈴木沓子、鳴戸麻子 訳/四六判/424頁/定価 2,600円+税/ISBN 978-4-8459-1288-9
7月23日発売!
既成概念を揺さぶれ!
アイデアを凝らした自由な精神で神出鬼没に跳梁する、イノベーションの主役=“海賊”たちの物語。
既存のメディア形式を操って、オープン&リミックスさせる海賊の戦略で、社会に変化をつくり出す!
ソフトウェア、音楽、ゲーム、広告、ファッション、映画、デザイン……多くの産業に影響を与え、常に新しい変化をもたらす海賊たち。著作権侵害や、海賊行為という「違法行為のグレーゾーン」を拡張して進化し続ける彼らは、戦うべき脅威なのか、それとも学ぶべきイノベーターなのか?
若者文化の新しい価値感と挑戦、DIYの智慧、自由な創造性に焦点をあてた、新時代のクリエイティヴ啓蒙書。
■「今日の“海賊(パイレート)”は、明日の“開拓者(パイオニア)”だ」
──クリス・アンダーソン推薦!
(「ワイアード」誌編集長、『ロングテール』『フリー』著者)
ドミニク・チェン 著/四六判/312頁/定価 2,200円+税/ISBN 978-4-8459-1174-5
5月25日発売!
「何かを作り出して表現するとき、私たちは一人ではなく、作品の継承を通して連帯している」
<継承>と<リスペクト>による創造の共有こそが、新たな情報を切り開く。
創造的活動に携わる全ての人に捧げる、自由な文化(フリーカルチャー)の本当の意義。
「情報社会の未来を考えるうえで“知らない”では済まされない基礎教養が本書に詰まっている」──津田大介(ジャーナリスト)
「本書はフリーカルチャーの発展的な議論に必ずや貢献するだろう」──ローレンス・レッシグ氏(クリエイティブ・コモンズ創始者)
「テクノロジーとアート、ビジネスとフリーカルチャーの運動の接続の結果。とてもエキサイティングだ」──伊藤穣一氏(MITメディアラボ所長)
文化をオープンにして循環させるフリーカルチャーの戦略で、世界は大きく変わる! なぜ今クリエーションやビジネスは、フリーカルチャーと密接に関わっているのか? 本書は、ポスト・インターネット時代における創造性のあり方と社会発展のためのヒントをわかりやすく解説した、フリーカルチャーがわかる/参加する/つくりだすためのガイドブックです。
現代の著作権法の問題点や、クリエイティブ・コモンズ、オープン文化の多様な論点、オープンソースの系譜などを簡潔に整理した、混沌とする現代情報社会の中で新しい秩序を作り出すための画期的フリーカルチャー入門書の登場!
■津田大介氏、ローレンス・レッシグ氏、伊藤穣一氏による推薦文は
詳細ページへ
■巻末に本書無料全文PDFデータのダウンロード・コード付き。クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC表示-継承-非営利)にて公開する「オープン出版」を実践します
■本書の特設サイトはこちら http://www.openfa.jp/
紫牟田伸子、フィルムアート社編集部 編/四六判/224頁/定価 1,700円+税/ISBN 978-4-8459-1290-2
5月25日発売!
自分の生き方を選びとろう
これからの世界をつくる全てのクリエイターへ
働き、住み、暮し、イノベーションを仕掛ける
建築、ものづくり、デザイン、都市計画、アート、地域振興、ビジネスなど、多様な展開を見せる現代の「コミュニティ」は、デザイナー、建築家、社会起業家、キュレーターから行政まで、関わり方も様々。なぜ今とくに、彼らによって盛んにコミュニティは「デザイン」されているのか。実際的な地域/社会の問題はどう解決されているのか。
震災を経て、地域/社会/人とのつながり、多様な住み方や働き方、生き方を、また、ソーシャル・キャピタル、ソーシャル・インクルージョン、サステナビリティをキーワードに現代社会が抱える問題を、コミュニティを通して考える1冊です。
岡本俊浩 著/四六判/256頁/定価 1,900円+税/ISBN 978-4-8459-1287-2
3月10日発売!
「自分たちの場所・暮らし・メディア・政治のために。」
3.11後に新しく“動き始めた”人々を訪ね、対話し、思考した東京〜福島〜九州取材記。
3.11以降、価値観や私たちをとりまく状況は大きな変化に見舞われました。
本書は、西への移住や、移住受け入れ活動、脱原発運動、復興支援活動、あらたなメディアを作る試みなど、様々なアクションを起こし始めている方たちに出会い、話を聞いた取材記です。東京〜福島〜九州を歩き、大きく生き方を変えている人たちの一連の動きを追うことで、これからの日本の「あたらしいあり方」を考えます。
■津田大介(ジャーナリスト)、竹熊健太郎(編集家)、マエキタミヤコ(「エネシフジャパン」呼びかけ人)、bcxxx(「twitnonukes」運営)、吉原毅(城南信用金庫理事長)、松井英介(岐阜環境医学研究所所長)等、「動き出した人々」多数へのインタビュー所収。
深町浩祥 編/新井千栄子、黒田清子、針生拓郎、西谷真理子 著/四六判変型/248頁/定価:2,200円+税/ISBN 978-4-8459-1173-8
9月16日発売!
無名という個性、
素材のよさ、
高度な編集力
日本の価値と美意識が、世界に発信できるファッション文化として注目されている。長くデザイナー中心主義だと思われてきたファッション業界の裏側で、どんな職能が、どのように仕事をしてきたか。
クリエイティブな仕事を現場で支え続ける裏方の職能──「モデリスト」「モデル」「マーチャンダイザー」「編集者」「テキスタイル企画」に携わる5人が、これからの日本発信のファッションの在り方を考えるため、その戦略や方法論を語る。
大橋香奈、大橋裕太郎 著/A5判変形/208頁/定価:2,000円+税/ISBN 978-4-8459-1170-7
6月24日発売!
本当の豊かさを探すために、
終わることのない「学びのデザイン」の旅へ
フィンランドの美術館、図書館、自然学校、建築学校、動物園など、義務教育ではないオープンな学びの場から、成人教育、シチズンシップ教育、若者支援、メディア教育、そして、性的マイノリティや障がい者の支援の現場を訪ねるフィールドワーク。
「楽しさ」と多様な「学びの体験」を重視するフィンランドの実践を、カラフルな写真とわかりやすいレポートで1冊にまとめました。
学校の外の/学校を卒業したあとも、生涯続く「学ぶこと」の大切さ。
本書では、子どもも大人も、自らの未来を照らすことのできる「学び」の必要性に着目し、フィンランドの実践のレポートを通して、社会、家庭、そして人生のあらゆる場所で役立つ「学び」の精神を探ります。
→「詳細ページ」より「中身試し読み」ができます。
ルイス・エグアラス、マシュー・フレデリック 著/関未玲 訳/四六判変形/224頁/定価:1,900円+税/ISBN 978-4-8459-1166-0
6月24日発売!
厨房でも、家庭のキッチンでも役に立つ、今どきの西洋料理の知識と実践
食材、調理スキル、道具、盛りつけから、食の安全、調理場でのマネジメントまで。料理学校で学ぶ人、フードビジネスに精通したい人、そして日々の食卓にちょっとしたスパイスがほしい人にも最適な、今の時代に知っておきたい、西洋料理の“ABC”です!
■フランスの名門料理学校ル・コルドン・ブルー推薦!
「料理の豊かさ、多様性に触れることができる示唆に富んだ一冊。」─シャルル・コアントロ(ル・コルドン・ブルー アジア代表)
→「詳細ページ」より「中身試し読み」ができます。
マイケル・W・プライス+マシュー・フレデリック 著/美谷広海 訳/四六判変形/224頁/定価:1,800円+税/ISBN 978-4-8459-1164-6
3月20日発売!
“今どき”のビジネスのコツと、よりよく仕事をしたい人に響く101のヒント!
今すぐ役立つ具体的な知識はもちろん、自分なりのビジネスを「デザイン」するための未来の栄養になるアイデアが詰まった1冊です。
経済やマネジメント、マーケティングから、
コミュニケーション心理や社会学、
さらにはビジネスに役立つ発想法や働くことの哲学まで。
本書は、今の時代に適応するよう更新された課題と、基本的だけどくり返し反芻しなければならない諸問題を、絶妙な視点でコンパクトかつスマートにまとめています。今の時代に必要とされるポイントを集約した本書は、働き方に迷った時に、きっと役に立つはずです。
→「詳細ページ」より「中身試し読み」ができます!
■豊富なイラスト+短いセンテンスからなる101のヒントで、本質とエッセンスをわかりやすく伝える〈101のアイデア〉シリーズ、第3弾!
仲俣暁生+編集部 編/四六判/192頁/1,700円+税/ISBN 978-4-8459-1054-0
9月22日発売!
雑誌・書籍から、電子BOOK、企業やコミュニティとの連携まで… 未来の編み方!
これからの編集者は、デスクワークが中心の知識集約型の仕事だけでなく、フィールドに飛び出し、プロジェクトを立ち上げ、他業種との幅広いコラボレーションのもとで行なわれます。ディレクター、デザイナー、プログラマー、アーティストの仕事とも重なり合う、広範囲な仕事となるでしょう。さらには、より日常的な、パーソナルなレベルにおいても、自分の生き方、表現にも広がっていきます。
そのような広義の編集を行なう人たちに向けて、本書はさまざまな領域で活躍する現役の編集者を中心に書かれました。紙メディアが長い歴史のなかで養ってきた「編集の原理」を受け継ぎつつ、ウェブ編集やプロジェクト編集、日常編集など、今後さらなる展開をみせる「未知なる編集」をどう考えればいいのか?
編集はつねに進化します。これからの時代のeditorshipを発見するため、編むことの核心に迫ります。
■好評シリーズNext Creator Book 第六弾!
■いま求められている「エディトリアル」な発想エッセンスを凝縮!
MASSAGE編集部 編/四六判変形/224頁/2,100円+税/ISBN 978-4-8459-1051-9
7月23日発売!
D.i.Y.ではじめるオーガナイズの知識
プライベートな野外パーティから、大規模野外フェスまでを網羅!
「オルタナティブな場をつくる」こととは何かを、様々なオーガナイザーへの取材を通して提示していきます。場を探し、交渉し、特別な空間をつくり出すためのオーガナイズ論と、ゴミや騒音対策、駐車場など必要不可欠な運営のノウハウが詰まっています。また、そのプロセスにあるさまざまな課題や現代的な意義も検証します。
遊びを超えた「何か」が生まれる瞬間を、みんなと共有できる「場」を自分でつくる……次の時代に繋がる、前向きで創造的な「オーガナイズ論」です。
主な取材先:
TAICOCLUB/廃校フェス/Slow Music Slow Live/夏の魔物/GREENROOM FESTIVAL/MAGICAL CAMP/朝霧JAM/FUJI ROCK FESTIVAL/Sence of Wonder/CAMPS/APPI JAZZY SPORT/農ミュージック農ライフ/eleven./teknival/WEEKEND/セカンド・シティ/CHAOS PARK
■特別付録:鼎談 野外レイヴの歴史(三田格×小野田雄×Chee)+野外フェス年表
■浅田泰さんによる、サウンドシステム、PA周りのノウハウも収録!
横井軍平、牧野武文 著/四六判変形/224頁/2,000円+税/ISBN 978-4-8459-1050-2
6月25日発売!
幻の名著、堂々復刊!!
忽ち重版!
本書は、1997年に発売された『横井軍平ゲーム館』(アスキー)の改訂復刻版です。
親本に忠実ながら、現在において横井軍平の仕事をあらためて読み解くために、編集部による注を加え、年表をリニューアル。図版も撮り下ろしてふんだんにあしらっています。また、あらたに牧野氏による序文と、ブルボン小林氏による解説を加えました。「枯れた技術の水平思考」で知られる、ゲーム&ウオッチ、ゲームボーイを生んだ、ゲームの開発者として知らない人はいない横井軍平の創作のアイデアを、いまこそよみがえらせる時がきているのではないでしょうか。
「読めばよむほど一機増えます!」──ピエール瀧
「尊敬すべき“リア充”がここにいる」──ブルボン小林
■ブルボン小林氏による解説付。
福満しげゆき 著/B6判/240頁/1,200円+税/ISBN 978-4-8459-1048-9
5月25日発売!
マンガ家・福満しげゆき初の活字本は、不安定な社会を生きるための小規模な人生論!福満マンガの秘密がわかる(!?)語り下ろしインタビュー本です!
『僕の小規模な生活』(「モーニング」)、『うちの妻ってどうでしょう』(「漫画アクション」)でブレイク中のマンガ家・福満しげゆきの、初の活字本が刊行!!モテないことがただひたすらツラかった暗黒青春時代を経て、ハタからみるとまんが家の道を順当に歩んでいながらも、なぜかいろんなことに不安になり、自分の立ち位置のグラグラさ加減を心配し、売れてるマンガ家をねたみ、同い年の活躍をひがむ福満しげゆきが、この不景気な現代の格差社会の中で、どうやってしのいでいくのかを語ります!
福満しげゆき描き下ろし特典ペーパー 配布店はこちら
これまでのマンガ単行本には収録されなかった福満ワールド満載の、コラムやマンガのあれやこれやも収録!
■よりぬき「僕の小規模な感想文」(『週刊SPA!』連載コラム)
■「洋楽は知らない!! かと言って邦楽もテレビで流れてるていどのものしか知らない! そんな僕のバンド講座」(『SNOOZER』掲載)
■『ウラうらない』4コマ連載(『ジャンプSQ.』掲載)
チャールズ・シャー・マリー 著/廣木 明子 訳/A5判変型/360頁/2,600円+税/
ISBN 978-4-8459-0943-8
1月25日発売!
ジミ・ヘンドリックス、その魂と音楽の再発見!
ブルースとソウル、あるいはジャズとロックといった音楽ジャンルを越境し、あらゆる既成概念を打ち壊した革命児ジミ・ヘンドリックス。彼の音楽を、社会、文化、世相、音楽史を縦横無尽に絡ませて、アメリカ及び戦後ポップカルチャー史という大きな背景をあぶり出した、ジミ・ヘンドリックス研究書であり、カルチュラル・スタディーズの元祖とも言える渾身の一冊!
-推薦コメント-
「ジミ・ヘンドリックスを、戦後アメリカの大衆文化の多様性を象徴するひとつの社会現象としてとらえた、とても濃密な本です。これぞ音楽批評だと思います。」
--ピーター・バラカン
■ピーター・バラカン氏による日本語版あとがき収録!
■イギリス音楽ジャーナリストの大家、C・S・マリーの初邦訳書!
■3月、ジミ・ヘンドリックス作品の再発及び未発表スタジオ録音作がソニーミュージックより発売決定! 詳しくはこちら
メディア、現代思想のコアを読むとく最新キーワード辞典。「エントロピー」から「トロント学派」、「2ちゃんねる」「サイバー犯罪条約」まで、マクルーハンからポール・ヴィリリオ、ビル・ゲイツまで、これ1冊で、情報社会の重要事項と最前線のアウトラインが明解に分かる。
GNPも教育水準も世界一という高福祉社会のフィンランド。自立を促す独自の教育、豊かな自然と季節の食事、心を癒す日常の愉しみなどを、現地取材した最新情報! 忽ち再版!
藤本巧 編・写真/272ページ/A5判/2500円+税
韓国には、人間を裸にしてしまう原初的な風土がある。はからずも日本の遠い祖先にめぐりあうような...。司馬遼太郎、中上健次、岡本太郎などの著名人のエッセイを重ねた、韓国の人と風土を取材した写真の集大成!