株式会社 フィルムアート社
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-20-6 第21荒井ビル
三谷一夫=編著/四六判/224頁/定価 1,900円+税/ISBN 978-4-8459-1200-1
6月26日発売!
最前線で活躍する日本の映画監督たちによる「俳優」指南書
演技のための方法論や訓練法に関する本は数多くあるが、最前線で活躍する日本の映画監督たちが「独自の演出」について詳細まで語ったものは少ない。
本書では、映画24区におけるワークショップの内容をもとに、映画監督24名の現場での具体的な演技指導法から、俳優業界事情をふまえた成功への道のり、俳優業を続けていくためのライフスタイルの提案まで、1冊に収録。「俳優として生きる」とはどういうことか──演技力を高め、長く活躍するための実践的アドバイスが詰まっています。
■三谷一夫(映画24区)× 金世一(韓国俳優/演技トレーナー)対談を収録
■登場する映画監督
井筒和幸/安藤モモ子/橋口亮輔/李闘士男/冨樫森/井坂聡/矢崎仁司/前田哲/平山秀幸/大谷健太郎/谷口正晃/金田敬/天願大介/武正晴/田口トモロヲ/吉田康弘/冨永昌敬/滝本憲吾/行定勲/永田琴/筧昌也/豊島圭介/三原光尋/犬童一心
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ダグ・チャン=著/吉田俊太郎=訳/B5判/152頁/定価 3,200円+税/ISBN 978-4-8459-1210-0
3月26日発売!
アカデミー賞受賞者ダグ・チャンによる、ロボット/マシーン/戦闘機の作画プロセスと〈機械の美学=メカニカ〉
『スター・ウォーズ』『ターミネーター』『宇宙戦争』などといった話題作の造形美術を手がけ、数々の賞に輝いているアーティスト、ダグ・チャン。本書では、SFアートの素描から仕上げまでの工程が本人によって解説されており、作画プロセス、テクニック、理論を段階的に知ることができる。造形の対象は、ロボット、宇宙船、戦闘機、エイリアン、モンスター、さらにはまったく異質な世界。SFデザインの原点となる優れたエッセンスが凝縮され、ダグ・チャン至高のアートスタイルを楽しめる一冊。
■ロバート・ゼメキスによる「まえがき」
「ダグ・チャンは豊富で潤沢なスタイルの持ち主だ。この本の真価がどこにあるかと言えば、ダグが、描くための技術だけでなく、彼の思考プロセスまで開示し、分かち合おうとしているところではないだろうか」
フィルムアート社編集部 編/四六判/232頁/定価 2,100円+税/ISBN 978-4-8459-1201-8
9月25日発売!
「私は、こうして決定的なシーンを撮った」
撮ることの困難を、監督自らが書き下ろす
映画を構成する最小単位であるショット。「最小の中に最大の創造を見る」ために、映画監督はそこに心血を注ぎます。本書では、日本映画を代表するベテラン、気鋭、新鋭の話題の監督29名が、自作の中から「決定的ショット」を選択し、製作プロセスやその背景にあるものを語ります。撮影現場での方法や独自のショット論に迫ることで、無限に広がる映像世界を照射する試みです。
【ご寄稿いただいた監督】
大林宣彦、入江悠、瀬々敬久、万田邦敏、柴田剛、安藤モモ子、諏訪敦彦、塚本晋也、真利子哲也、タナダユキ、深作健太、犬童一心、古厩智之、石田尚志、三宅隆太、岩井俊二、松江哲明、橋口亮輔、小林政広、井土紀州、高橋洋、金子遊、想田和弘、河瀬直美、山下敦弘、山本政志、冨樫森、磯村一路、SABU
■<CineSophia>シリーズ第3弾!
CineSophia 1 『ひきずる映画 ポスト・カタストロフ時代の想像力』
CineSophia 2 『ソーシャル・ドキュメンタリー 現代日本を記録する映像たち』
メリッサ・ブルーダー、リー・マイケル・コーン、マデリーン・オルネック、ナサニエル・ポラック、ロバート・プレヴィット、スコット・ジグラー 著/デヴィッド・マメット 序文/絹川友梨 訳/四六判/208頁/定価 1,900円+税/ISBN 978-4-8459-1296-4
9月15日発売!
「武器」としての演技の技術と、
俳優という仕事の哲学。
名劇作家デヴィッド・マメットが1983〜84年におこなった伝説のワークショップの簡易版が、待望の日本語訳。
「俳優の仕事とは?」「俳優の技術とは?」
俳優にとって、必要なこと不必要なことを説いた本書は、日常的に現場で実践できる「技術」と「心構え」を、シンプルに学ぶことができます。
全米の演技クラスや稽古現場で読み継がれてきた、すべての野心的な俳優たちへ贈る、何度でも読むべき名著!
ジェニファー・ヴァン・シル 著/吉田俊太郎 訳/B5判変型/280頁/定価 2,400円+税/ISBN 978-4-8459-1292-6
6月23日発売!
500枚を超える場面写真と、
76の脚本抜粋が織りなす、
映画史100年を貫く映像のレトリック
カメラ位置、編集、音響の作法から、
衣装、ロケーション、色の効果まで……
映画制作者にとって、ビジュアル面を強化する上で押さえておきたい撮影、編集、音響、照明などの方法を総合的にレクチャー。実際の映画の場面写真と、その脚本抜粋が同時に引用されており、「映画的」な表現の追究が可能です。
「そもそも映画固有の表現とは何か?」という原点に立ち返れる内容は、映画関係者の決定的な指南書となることはもちろん、物語を表現するあらゆる映像クリエイターの武器となるでしょう。また、映画文法を現代的な視点から分析できるという点では、映画鑑賞の新たな視野を広げる一冊です。
ジョン・バダム、クレイグ・モデーノ 著/シカ・マッケンジー 訳/A5判/352頁/定価 2,400円+税/ISBN 978-4-8459-1289-6
4月21日発売!
“ケンカ”も傑作を生むためのプロセスに変えられる!
映画作りの過程で、人間関係の問題や摩擦は避けて通ることができない。本書では主に「対話」による創造的な解決方法を導きだし、名作を生むために必要な環境を実例とともに紹介する。名監督が実践してきた具体的方法論、現場を経験した名優たちが語る本音を、各章末では実践ポイントとして伝授。
最大の特徴として、総勢50名を超える監督/俳優へのインタビューを掲載しており、双方の考え方をより深く把握することができる。とくに撮影現場でのトラブルに対する問題解決法は、極めて実践的かつ論理的であり、映画以外のあらゆるクリエイティヴな現場や社会システムにおいても説得力を持つ。上司と部下、チームワークなどを考える上でビジネスパーソンにも汎用性が高い1冊である。
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●俳優を尊重するスティーブン・ソダーバーグの打ち合わせ風景は?
●オリバー・ストーン監督とアンジェリーナ・ジョリーは
意見の相違をどう解決したか?
●ジャック・ニコルソン、マイケル・ケインに学ぶべき俳優のあり方とは?
クリストファー・ケンワーシー 著/吉田俊太郎 訳/A5判変形/248頁/定価:2,300円+税/ISBN 978-4-8459-1285-8
12月23日発売!
セリフ以上に雄弁に語るカメラワークの極意
撮影現場の即戦力として、瞬く間に人気を集めた『マスターショット100』に、待望の第二弾が登場。今回は会話に焦点を絞った構成で、実際の映画シーンを例示しながら、100通りもの対話の撮り方を紹介します。
会話の潜在性を最大限に引き出すショットを身に付ければ、映画の心臓部とも言える会話シーンを、独創的なものに仕上げることが出来ます。さらには演者からベストな表現を導きだし、セリフに込められた意味を何倍にも深めることが可能に。映画監督はもちろん、ゲームクリエーターやアニメーターまで、様々な職種の人にとって汎用性の高い一冊です。
松江哲明 著/四六判/240頁/定価1,800円+税/ISBN 978-4-8459-1182-0
11月21日発売!
もう「なんとなく」作っているだけでは食べていけない。「誰か」に届けてこそ、あなたの作品は「完成」する!
自主制作DVD『DV』の制作過程から、流通や販促のハウツー、決算報告、そして震災後の東京を映した『トーキョードリフター』につながる想いまでを大公開。
いま、インディペンデントについて感じる憤りと可能性のすべてを松江哲明が赤裸々に書き下ろす。これからは、「作り方」だけではなく、具体的な「伝え方」まで考えないと生き延びられない!「自主的に」行動をするすべての人、必読の1冊です。
■松江哲明監督最新作『トーキョードリフター』
12月10日よりユーロスペースほか全国順次公開!
フランク・ハウザー、 ラッセル・ライシ 著/シカ・マッケンジー 訳/四六判/216頁/定価:1,600円+税/ISBN 978-4-8459-1171-4
6月17日発売!
全米で圧倒的支持!数々の名優を育て上げた巨匠がおくる至高の演出術
アレック・ギネス、イアン・マッケラン、リチャード・バートンらの名優を育てた、イギリス演劇界に君臨するフランク・ハウザーによる130のアドバイス。脚本への理解、キャスティング、俳優への接し方、ステージングの要素など、舞台を作る上で胸に刻んでおくべき「作法」と「極意」をスマートに指南します。そのメッセージは「一日中、演出家を演じなさい」「俳優の個性を知りなさい」など、簡潔でありながらも深い愛情に満ちており、舞台に関わるすべての者の精神的支柱となる一冊です。
クリストファー・ケンワーシー 著/吉田俊太郎 訳/A5判変形/248頁/定価:2,300円+税/ISBN 978-4-8459-1165-3
5月25日発売!
偉大な監督たちから学ぶカメラテクニック!
映像制作における様々なプロセスのうち、最も現場での「即断力」が求められるのがカメラワーク。本書では、実際の映画シーンをサンプルとしながら、100通りものショットの方法や効果を伝授します。
掲載された魅力的なショットを会得することで、どんなに切迫した現場でも創造性のある撮影展開が可能です。低予算映画の監督からプロのカメラマンまで、映像で物語表現を生み出す全ての人への戦力となるでしょう。
→「詳細ページ」より「中身試し読み」ができます。
ニール・ランドー、マシュー・フレデリック 著/石渡均 訳/四六判変形/224頁/定価:1,900円+税/ISBN 978-4-8459-1167-7
5月25日発売!
観客をゆさぶる豊かな表現方法、新しいひらめきの素が満載!
本書は、映画作りの「裏側の真実」──考え抜かれたシナリオ構成、見飽きないストーリー、魅せる撮影術、時間と予算との戦いなど──について、映画作りで必須の知識と、制作の現場でより独自性を打ち出すためのヒントを伝授します。
映画学校で教鞭をふるい、日々学生と接しながら映画を作ってきた著者だからこそ語れる、本当にクリエイティブな映画作りの真実があります。
「ハリウッドの映画作法の核心が明快に分る本だ。
ファンもこれで“通”になれる」──佐藤忠男(日本映画大学学長)
→「詳細ページ」より「中身試し読み」ができます。
■作る人のみならず、観る人の創造力をもかき立てる映画の方法論を凝縮!
ウタ・ハーゲン 著/ハスケル・フランケル 協力/シカ・マッケンジー 訳/A5判/304頁/2,500円+税/ISBN 978-4-8459-1047-2
5月24日発売!
うわべだけの演技が、あなたの“演じる喜び”を殺す!
アル・パチーノ、ジャック・レモン、ウーピー・ゴールドバーグなど、数々の名優を育ててきたウタ・ハーゲン。本書は、日本ではまだ紹介されていなかったウタ・ハーゲンによる演技法、ウタ・ハーゲンテクニックが、余すことなく紹介されています。プロ・アマ、映画・舞台など、経験やジャンルを問わず、俳優を目指す全ての方に向けられた、不滅のベストセラーです。
「私はバラの花でも俳優でも、大きくヘルシーに育てたい。だから、演技もオーガニックにやりたいのです!」
■『魂の演技レッスン22』(ステラ・アドラー)と並称される、
もう一つの演技書バイブル
マイク・フィギス 著/桂英史+村上華子 訳/藤幡正樹 監修/四六判変型/288ページ/2,100円+税/ISBN 978-4-8459-1046-5
3月26日発売!
自らハードルを上げて、
映画を"撮らない"理由を作るな
『リービング・ラスベガス』『HOTEL ホテル』『10 ミニッツ・オールダー イデアの森』などで知られる映画監督/ミュージシャン、マイク・フィギスによる、映画制作の入門書が待望の邦訳!プロとアマの垣根を超えて、"いま"の映画づくりを基本から見つめ直すためのアイデアが満載!
多くの人は、プロフェッショナルな映画とは16ミリや35ミリのフィルム映画だといまだに考えている。しかし、予算がないからとか、アマチュアであることをいいわけにして、映画を撮らなかったり、デジタルを敬遠するのはもう止めよう。この際、思い切って"古きよき"フィルム映画の文法を解体して、デジタル時代における新たなプロフェッショナルを考えるために、ぜひ本書を取ってほしい。
アレクサンダー・マッケンドリック 著/吉田俊太郎 訳/菊判/320ページ/2800円+税/
ISBN 978-4-8459-0936-0
9月28日発売!
アクションではなく、リアクションが映画だ!
知る人ぞ知る伝説の監督アレクサンダー・マッケンドリックが語る、現代の映画産業に向けた遺言である。自身、ニューヨーク・ノワールの傑作『成功の甘き香り』で不動の地位を確立したが、興行的には失敗。監督としての手腕を振るえなくなった後、カリフォルニア芸術大学学長として長年映画術を語った"最後の映画人"。その彼が、人生のすべてを賭けて書き下ろした教科書が本書。
どういう方法論で撮ったらいいのかわからない人や、撮影アイデアを発見できない製作者、そして映画を深く愛する映画ファンに向けられた珠玉のエッセンス集でもある。
村山匡一郎 編/224ページ/四六版/1600円+税
リアルとは? 私とは? ドキュメンタリーブームを背景に、撮ること/見ることのアティチュードをプロ作家が指南。ワイズマンからワン・ビンまで、代表作家のスタイルも紹介。森達也VS土屋豊対談付。
ブレット・スターン 著/吉田俊太郎 訳/256ページ/2000円+税/
ISBN 978-4-8459-0458-7
金がなくとも、意欲作は撮れる!
家族を泣かせず、警察の厄介にもならず、
超低予算で長編映画を作る大胆で繊細な方法!
西村安弘 編著/208ページ/四六判/1600円+税
「カメラとパソコン知識がゼロでもできる」実践的な映画製作。発想や着眼点などのHOW(いかに)から、機材を操作するテクニカルなSKILL(技術)まで、豊富な図版と共に現場感覚でやさしく指導していきます。
アメリカ映画教育界のベストセラーテキスト、遂に日本上陸! 画面の細部から映画表現の神髄を掘り起こし、批評・鑑賞・実製作すべてに役立つ<シネマの例文>全集、第1弾!
ジェームズ・モナコ・岩本憲児ほか訳/A5判/438ページ/3500円+税/
ISBN 978-4-8459-8348-3
製作プロセスや映画のテクノロジー、映画言語の分析、心理的・社会的な影響まで幅広く考察した、すべてを網羅する「映画大全」。
鬼塚大輔+新田隆男編/A5判/173ページ/1500円+税/
ISBN 978-4-8459-0462-4
映画表現の魅力と疑問をプロならではの視点で解説し、新しい発見へと導く画期的な映画芸術入門!!
ジュディス・ウェストン・吉田俊太郎訳/A5判/366ページ/2800円+税/
ISBN 978-4-8459-0237-8
〈大げさでない〉イマジネーション溢れる演技とは何か? ディレクターと俳優の相互学習を通して示す、豊富な実践例。
横田安正 著/四六判/237ページ/2300円+税/
ISBN 978-4-8459-0470-9
TVドキュメンタリー現場30年、映像のリアリティを求め、海外を転戦、真剣勝負した名鬼監督が初めて明かす、ドキュメンタリーのAからZ!
G・オールドハム編・奥村賢ほか訳/A5判/421ページ/3300円+税/
ISBN 978-4-8459-9882-1
カットを繋ぎ、画面に命を吹き込む〈編集〉。『スター・ウォーズ』『地獄の黙示録』などの俊英エディター17名へのインタヴューにより、ハリウッドの〈映画編集術〉を集成。映画編集を多角的に学べる映像製作のテキスト!
丹野達弥編/A5判/290ページ/2500円+税/
ISBN 978-4-8459-9885-2
黒澤映画に終始貢献した美術デザイナーが明かす黒澤的映像美の秘密。 巨匠の厳しいイメージに応える映画美術の極意がいっぱい!
西村雄一郎 著/四六判/286ページ/1600円+税/
ISBN 978-4-8459-8766-5
日本映画の頂点に立ち、様式美とダイナミズムの映像をつくり出してきた世界のクロサワ。黒澤映画に組する脚本・美術・撮影・照明・音楽・衣裳などのスタッフにインタビューして“黒澤伝説”に分け入り、映画術を解明する。