打ち震えるような映画体験を生み出すもの、それはスクリーンを駆け抜けるバイク、車、船、飛行機といったビークル＝乗り物。疾走、飛翔、サスペンス、爆走、爆笑、アクション、航海、そして純愛ロマンに欠かせないドライブ感覚の乗り物映画を徹底集成。

目次

序文

I　巨匠たちのビークル演出術
ピーター・ハイアムズ［ビークル・アクションの鉄人］
ジョン・カーペンター［恐怖の迷宮ビークル王］
ジョン・フランケンハイマー［モバイル劇場のマエストロ］
アルフレッド・ヒッチコック［ビークル・サスペンスの神様］
ジェームズ・キャメロン［純愛ビークル・ロマン派］

II　ビークル・ムービー主義！
長距離列車ドリーミング主義
アメリカン・バイカー自由主義
激突！　カーチェイス主義
豪傑トラック野郎主義
ヘリコプター都会派主義
ハイジャック格闘技主義
００７伝統芸能主義

III　ビークル・ヒーロー武勇伝
クリント・イーストウッド
バート・レイノルズ
チャールズ・ブロンソン

IV　乗物銀幕物語　ビークル・ムービー・ヒストリー

V　ビークル・ムービーズ・リミテッド33
01『ストレイト・ストーリー』
02『マルコヴィッチの穴』
03『エアフォース・ワン』
04『ブレーキ・ダウン』
05『フィアレス』
06『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』
07『バットマン』
08『レポマン』
09『クリスティーン』
10『ライトスタッフ』
11『ブルース・ブラザース』
12『ラスト・カーチェイス』
13『ハンター』
14『原子力潜水艦浮上せず』
15『恐怖の報酬』
16『地底王国』
17『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』
18『大陸横断超特急』
19『弾丸特急ジェット・バス』
20『新幹線大爆破』
21『華麗なるヒコーキ野郎』
22『殺人ブルドーザー』
23『グライド・イン・ブルー』
24『続・激突！カージャック』
25『ゾンビ特急地獄行き』
26『ハイジャック』
27『ラスト・ラン』
28『鷲と鷹』
29『ミニミニ大作戦』
30『大脱走』
31『翼よ！あれが巴里の灯だ』
32『救命艇』
33『つばさ』

VI　ビークル・ムービー歴代ベスト10選考会議
（石垣昌宏／高田和人／新田隆男／鬼塚大輔）

VII　ビークル・ムービー豆知識

後記