いかにして100万円でインディーズ映画を作るか

ブレット・スターン=著
吉田俊太郎=訳
発売日
2004年2月
本体価格
2,000円+税
判型
A5判変型・並製
頁数
256頁
ISBN
978-4-8459-0458-7
Cコード
C0074
備考
品切

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家族を泣かせず、警察にもパクられず、長編劇映画をひっさげてデビューするための方法を伝授。シナリオやキャスト、撮影、編集など、ステップ・バイ・ステップで簡潔明瞭にインディーズ映画の製作過程をガイド。

目次

まえがき

責任放棄宣言

1 さあ映画を作るぜ
どうやって始める? フィルムメイキングのいろいろ どんな映画を作るか アイデアは?

2 シナリオを書ぐ
さて、どんな映画を作るかだ プロット キャラクター ファースト・シーン 停滞させない! 仕込み(ネタふり) テーマと象徴 メッセージ性 ユーモア 一つの場所設定で 締切りを設定しろ カードを使う 観客にもいろんなタイプがいるもんさ

3 映画作りに必要なものは何か?
ファイナンス フィルム 食事 機材 編集 音響 経費概算 家族・親戚からは一銭もあてにするな! クレジット・カード ラスベガス ガレージ・セール 玉の輿

4 クルーとキャスト
監督 プロデューサー 撮影監督 録音 カメラ・アシスタント 雑用 プロダクション・アシスタント いるに越したことないけど、いなくても済むクルー 監督の右手となる男(または女) じゃあ、おっぱじめるぜ! キャスティング ロケハン ビデオかアルムか?

5 映画機材やその他いろいろ
アスペクト・レシオー 機材 窃盗罪にはなんないぜ 機材レン夕ル 大都市には気をつけろ! ゲンナマがモノを言う 後払い(支払い延期) カワイイ娘(または男)を利用しろ ライティング作戦 フィルムストックを選択するのも技術だぜ 腹が減ったら

6 撮影準備
脚本分解 カバレッジ プロダクション・バリュー うまく馴して仕事をさせる方法 現場での誘惑 ズーム・レンズ SFXについて、これだけは言っとくぜ 教科書なんかを信じてるわけじゃないよな 調達 クルーや役者がバックレたら

7 撮影
緊張しないで臨むには 身だしなみ 現場で 役者たちと話し合う 映画業界用語 偽造書類 潜伏スパイ 知っとかなけりゃいけないバカなこと

8 デジタル・ビデオ
テレビ映像の仕組み ビデオ・フォーマット 通販 こんな小さなカメラでも、ちゃんと撮れてるんだぜ ズームを触ったらブッ殺す! テープは安上がり ビデオ用のライティング ビデオ用のサウンド録音 ホワイト・バランス

9 ポストプロダクション
現像所との駆け引き ビデオにすべきかアルムにすべきか、それが問題だ 変換はどこでやる? こういう機器は一体どんな仕組みで動いているのか フィルムで編集する 「何でも知ってるぜ」って感じのヤツらは要注意! 初見

10 編集
フィルム編集 デッキ編集 ノンリニア編集 デジタル化の威力 デッキ編集でのシンク・アップ ログとログ・ノート 編集のセオリー ピンポン・カッティング ジャンプ・カット シーンの並べ替え オープニング・タイトル エンド・クレジット 一回目の試写 アンケート リショットとピックアップ・ショット オンライン・カット ネガのカットとカッター アンサー・プリント

11 サウンド
音楽、効果音.環境音 ビデオ編集でリニア・サウンドトラックを構築する スポッティング 音楽 大掛かりな効果音トラック 環境音 台詞落ち:でっち上げの美学 マスターをM&Eに戻す

12 映画祭
ローカル映画祭に出品採用されるための作戦 ポスター 売り込みのルール 自分のパーティを開く 人を雇ってPRフィルムを作る 法的代理人 試写の割当時間が午前9時だったら

14 売り込みと配給
インターネット 自分のHP 配給会社 ビデオショップ 国外リリース 映画市場 劇場を借りる 自主配給 プロモーション ポスターとビデオのパッケージ 予告編

15 そのほかに知っておくべきこと
俺のダチは有名人だぜ系 ハリウッドにコネのある人とのミーティング 何でも利用する大学で映画を学ぶべきか? 大人になれる日が来るのか? 仕事を得る フィルムメーカーっぽい身なり 陰ロ オベッカ 映画本 フリー・マガジン 批評本 業界を生き抜くための精挿衛生上の注意 アーティスト あんたのアイデアも教えてくれ ネバー・ギブアップ

プロフィール

[著]
ブレット・スターン(Bret Stern)
大学卒業と同時に映画制作に手を染め、ロケハン係としてしばらく働いた後、ニューヨークのコマーシャル製作会社に丁稚奉公するが徐々に出世し、クビになる直前にはコマーシャルの撮影監督にまで成り上がっていた。しかし、人生の帰路に立つと、金の儲かるコマーシャルよりもインディーズ映画を選択、『Perfect Lies』と『Dark Tides』を完成させる。その後、再びコマーシャルの撮影や演出を手がけるものの、住居を確保する金を稼ぐとまたすぐに次の作品『Road to Park City』の製作にとりかかる。同作品は2000年スラムダンス映画祭のオープニングを飾った他、15以上の映画祭で上映されている。そして今度はSF狂騒劇を撮るのだという。もちろん予算は1万ドル以下で。