性格類語辞典 ポジティブ編

アンジェラ・アッカーマン/ベッカ・パグリッシ=著
滝本杏奈=訳
発売日
2016年6月24日
本体価格
1,300円+税
判型
A5判・並製
頁数
272頁
ISBN
978-4-8459-1601-6
Cコード
C0090
刷数
10刷
原題
The Positive Trait Thesaurus: A Writer's Guide to Character Attributes

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爆発的ヒット『感情類語辞典』の「性格版」が登場!
優しさ、責任感、情熱……魅力にあふれ、成長しつづける「ポジティブ」キャラのすべて。
小説家、脚本家、漫画家、演出家、俳優……そして「人間」そのものを見つめ直したい方、必携!

全く新しいオリジナリティを生み出すには、
まず引き出しを増やすこと。そういう意味では、
数多のヒントを与えてくれる一冊だ。
──朝井リョウ(小説家)

自作の「陽気なキャラ」にどうも違和感があるとき、
この辞典の条件をチェックしてみるといいだろう。
──飯間浩明(国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員)

何事にもあきらめず、困難に立ち向かうキャラクター。そんな魅力的で前向きな性格の登場人物を作り上げることが作家の仕事です。しかし、「誰からも好かれ、記憶に残るヒーロー」を作ることは、決して容易な作業ではありません。
たとえば、リアルな英雄を描くには、目標を達成させるためにポジティブな長所を与えると同時に、欠点についても描き出してこの人物を困らせることが必要です。
ひとえに「ポジティブなキャラクター」と言っても、多様な要素が重なり合うことで、説得力のある登場人物が作られるのです。

また、ポジティブな人物を鮮明に描くことで、ネガティブな人物をより輝かせることができます。

では、作家はどのようにしてポジティブなキャラクターに強度を持たせているのでしょうか? 単純な成功ストーリーだけに頼らず、性格心理に裏づけられたキャラクターを描くには、どうすればよいのでしょうか?

本書では、キャラクターが持ちうる「属性」のポジティブな面を列挙し、その要因、行動、態度、思考パターンなどを類語としてまとめています。1つの言葉を通じて、登場人物の性格がみるみる深まり、無限に連鎖していく発想と創作のヒントが生まれます。

読者が応援したくなるような、感情移入できる魅力的なキャラクターを生み出すために役立つ、あらゆる「表現者」のための類語辞典です。

◎『ポジティブ編』では、99項目の「ポジティブな属性」を取上げています。
◎イラスト:小山健

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目次

序文:ジーニー・キャンベル(セラピスト)

1. 究極の仕掛け:読者が応援したくなるようなキャラクターを生みだす
2. ポジティブ/ニュートラル/ネガティブな属性
3. 欲求と道徳観:キャラクターの属性に影響するもの
4. ポジティブな属性の4つのカテゴリー
5. ポジティブな属性はこうして形成される
6. キャラクターの心の成長:致命的欠点を克服する
7. ゼロからのキャラクター創作:ふさわしい属性を選ぼう
8. ポジティブな属性と悪役
9. キャラクターのポジティブな属性について知っておくべきこと
10. キャラクターの属性を表現する
11. ありがちな落とし穴:読者が距離を置くキャラクターとは
本書について

 

【ポジティブ項目】
適応力が高い/冒険好き/愛情深い/用心深い/野心的/分析力が高い/感謝の心がある/大胆/おだやか/慎重/芯が強い/魅力的/自信家/協調性が高い/勇敢/礼儀正しい/クリエイティブ/好奇心旺盛/決断力がある/如才ない/規律正しい/控えめ/のんびり屋/効率的/共感力が高い/熱血/外向的/派手/誘惑的/集中力が高い/フレンドリー/ひょうきん/おおらか/温和/幸せ/正直/気高い/もてなしの心がある/謙虚/理想家/想像力に富む/独立心が強い/勤勉/純真/影響力が強い/知的/内向的/正義感が強い/優しい/誠実/大人っぽい/情が深い/几帳面/自然志向/面倒見がいい/従順/客観的/注意深い/楽観的/きちんとしている/情熱的/忍耐強い/愛国心が強い/思慮深い/勘が鋭い/粘り強い/説得上手/哲学的/陽気/口が堅い/積極的/プロ意識が強い/上品/世話好き/奇抜/機転が利く/責任感が強い/分別がある/官能的/感傷的/素朴/社会意識が高い/洗練された/スピリチュアル/天真爛漫/活発/勉強家/協力的/天才的/倹約家/懐が深い/古風/お人好し/奔放/利他的/型破り/健全/賢い/ウィットに富む

 

■キャラクター創作のための質問集
■キャラクター属性のための同心円チャート
■カテゴリー別ポジティブ属性リスト

 

索引
『性格類語辞典 ネガティブ編』に掲載されているネガティブ属性リスト

プロフィール

[著]
アンジェラ・アッカーマン(Angela Ackerman)
ベッカ・パグリッシ(Becca Puglisi)
アンジェラ・アッカーマンは主にミドルグレード・ヤングアダルトの読者を対象に、若い世代の抱える闇をテーマにした小説を書いている。SCBWI〔児童書籍作家・イラストレーター協会〕会員である。ベッドの下にモンスターがいると信じ、フライドポテトとアイスクリームを一緒に食し、人から受けた恩をどんな形であれほかの人に返すことに尽くしている。夫と2人の子ども、愛犬とゾンビに似た魚に囲まれながら、ロッキー山脈の近く、カナダのアルバータ州カルガリーに暮らす。
ベッカ・パグリッシはヤングアダルト向けのファンタジー小説、歴史フィクションの作家であり、雑誌ライター。SCBWI会員である。太陽が輝くフロリダ州南部に暮らし、好きなことは映画鑑賞、カフェイン入りドリンクを飲むこと、体に悪い食べ物を食べること。夫と2人の子どもと暮らす。
アンジェラ、ベッカはともに多くの作家と作家志望者が集まるウェブサイト「Writers Helping Writers(前身は「The Bookshelf Muse」)」を運営している。豊かな文章を書くにあたり参考となる数々の類語表現を紹介するこのウェブサイトは、その功績が認められ賞も獲得している。

[訳]
滝本杏奈(たきもと・あんな)
津田塾大学英文学科を卒業後、creativehybrid に所属、広告・映像ジャンルを中心に幅広く翻訳を手がけている。欧米のヤングアダルト小説とハワイをこよなく愛する。